SHIRADAYSのゼノンザード雑記帳

SHIRADAYSのゼノンザード雑記帳

~ゼノンザードについて複数人で語っていきます~ 

C環境白単コントロール【ミラー戦意識】

 皆さんお久しぶりです。しらでいずのえるなとです。前回の馬デッキの記事から約3週間ぶりの更新になります。記事が書けるほどの良いデッキがポンポン作れればいいのですが、そういうわけにはいきませんね笑。

 今回は私が最近使っている白単コントロールの記事になります。ツインハヤテが流行し始めてからそのメタとして増えましたね。ただそうなってくると厄介なのがミラーです。特に白単のミラーはとても試合時間が長く大変ですよね。あるデッキが流行するほどそのミラーの試合を確実にものにすることが重要になってきます。そこでミラーを意識した私のレシピを紹介したいと思います。ミラーでは極端に事故らない限りほぼ勝てるので、白単が流行したときにこの記事のことを思い出して頂ければなと思います。白単初心者の方にも分かりやすいように書いたつもりなので、参考になれば幸いです。

デッキレシピ

 

その1「1コスト6枚」

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 個人的に一番しっくり来ているレシピ。オーソドックスなマナカーブですね。ホーリーフライの効果の乗ったフリーレンでアタックすることで相手のフェニックスを割ることができます。紫に勝とうと思ったらホーリーフライとフリーレンは必須に感じます。ミラーの場合ホーリーフライフリーレンで強引に相手のフェニックスを割った方がいいと私は感じました。(割らなくてもこの構築なら勝てますが、ホーリーフライの加護があるならならアタックし得です)

 高コスト帯のミニオンですが、結構自由です。私の所持数がフリーレン2、ゼクスシュバンツ2、ヴァイスレーベ0、クリスタルベイル3なのでこの枚数ですが、理想的には今の環境ならフリーレン2以上、ヴァイスレーベ2以上、クリスタルベイル2がいいと思います。高コスト帯が引けなくても弱いので個人的には合計6枚程度がちょうどいいです。

カード解説

 低コスト帯やマジックはほぼこれで固定だと思うので、高コスト帯や珍しいカードを解説していきます。

 

エラードネジェル

 ミラーで相手がクリスタルベイルとエラードネジェル両採用だと負けに近づいてしまうため採用しました。目には目を。

クリスタルベイル

 以前は殆どの白単デッキに採用されていた気がしますが、最近はパンデミックやエラードネジェルに除去されてしまうということであまり見ませんね。ミラーだとエラードネジェル以外ではまず除去されないのでとても心強い。現環境は割とBPが低く900以上ミニオンはあまりいないので脳死でアタックできます。この子のフェニックスへのアタックがAI相手だと割と通るのでそのあとフリーレンで詰めていく、といったことにも使います。

エンリコ

 私が昔から白単に入れている珠玉の1枚。今でこそあまりないですが、白単ミラーは膠着することが多いですよね。(特に両者クリスタルベイル採用の場合。)この場合は大抵デッキが切れた方が負けるのですが、このカードを1枚だけでも採用しておくことで相手よりデッキを引きすぎていても5枚以内なら問答無用で勝つことができます。

(念のため補足しておきますと、ゼノンザードの山札切れの負け判定はドローフェイズ時にカードを引けなかったときに起こるので、自分のターンにエンリコをプレイして自分の山札が0になっても負けず、負けるのはその次のターンになります。エンリコをプレイしたときに相手の山札が0になれば、ターンを相手に渡した直後に勝ちになります。)

    ならばホリィでドローし過ぎないように気をつければいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれないですが、困ったことにドローを抑えると除去札が足りず押し切られることも割とあります。相手より多くドローした方がデッキが切れない限り基本的には有利で、それを達成しつつ勝ちに行けるので私は採用しています。単純にホリィが引けないときにドロソにもなるのも〇。ちなみにAIはあまり上手く使ってくれません。

 フォースが割れたときにベースが山札にあれば1枚、さらに普通にドローで1枚と、計2枚山札が減ってしまうので注意しましょう。

ゼクスシュバンツ

 フォースが割られたときにクロノラを持ってきてこの子と合わせるとすんごいです。(語彙力)無色や麒麟に刺さるのですが、正直自由枠です。スフィンクスだと選択破壊できないのでただの高BPミニオンになってしまいます。ですからフリーレンやヴァイスレーベでもいいと思います。特にヴァイスレーベがおすすめで、無色麒麟に対して強いです。(この子は選択効果ではないので、スフィンクスは効かない。)

不採用カード

カノーネン・ティーゲル

 確かに馬がきついので6コスト採用もありかもしれませんが、リワインドウィンドやザイレンで簡単に解決されてしまうので個人的には微妙だと思っています。確かに効果は便利で最低限の仕事はしてくれますが、BPが中途半端なので後半は腐りやすいという欠点もあります。白単は長期戦前提なので、後半に弱いカードを採用するのはあまり合理的でないよね。このカードを採用するなら馬に強い大型ミニオンのヴァイスレーベやフリーレンにした方がいいと個人的には思います。

 

 

その2 「1コスト9枚」

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 個人名を出すことは当ブログでは控えさせて頂きますが、某有名プレイヤーの方の理論を取り入れたレシピになります。1コストが多いのでマリガンでホリィキープしつつ1マナを探しに行くことができます。欠点は先行最速ホリィが出来ない点と、ホーリーフライ不採用のため紫やフェニックス採用のデッキへの勝ち筋が薄くなる点です。

    先行の場合2ターン目に2マナミニオンをプレイすれば5ターン目に5マナミニオンを召喚できますが、この構築だとそれが出来ません。しかし、ホリィキープしたために色や1マナが無くて悲しい気持ちになるよりはいいかもしれないですね。さらに後攻の場合2コストミニオン不採用でも1, 2ターン目でミニオンを召喚し移動していれば3ターン目に5マナは溜まります。

    後はグリーンミミックを採用しないためラケシスに弱い点も欠点です。ここまでくると正直好みや環境の問題になってきます。私は白単で紫に勝てたのは数えるくらいしかないので、紫は捨ててこの構築の方がいいかもしれないと思ったりもします。

ホーリークエイド

枠に余裕が出来たので採用。ミラーと無色により強くなります。

 

 

その1とその2の折衷案

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 グリーンミミックは枠の都合上採用できませんでしたが、ホーリーフライを採用しつつ1マナを増やしたレシピ。環境にラケシスがいないならこれがベストかなと思います。

 

 

その3 「ネタ枠」

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 あふれ出る紫への〇意から生まれたデッキ。1マナ2マナの枚数はお好みですが安定感を上げるため今回は1マナ9枚にしてみました。ホリィでドローしたカードを大量にプラトーナで変換すれば強いのでは?と思い作ってみたはいいもののリボコンだけでは削り切れず馬を採用しました。意外と強い程度のレシピです。

 

 

その4 「ペガサス採用」

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 ホーリーフライを出し入れすれば最強!という安直な発想から生まれたデッキ。1マナが多いのでどんどんマナがたまる。しかし、手札消費が激しいのでなかなか厳しい面もありました。ミニオンはマナ送りにすることが多くリアクティブシールドという優秀なマジックが使えないこともbad。ただこのコンセプトが一番紫に戦えると感じました。何回か検証しましたが低コスト帯の動き、及びマナ加速の速さは保証致しますので、カードを持っている方は良かったら試してみて下さい。

 

 

確率の話

 初めの手札に1コストが無くホリィを1枚キープして5枚交換する場合、1コストを引くことができる確率は

1コスト6枚の場合、88%

1コスト9枚の場合、96%(スノーラットは色マナも一緒に引かなければならないので確率はもう少し下がります。)

となり、その差は少しですが何試合もこなすとなるとかなり響いてきます。

 

↓以前アデノ神が書きましたマリガンの確率についての記事がありますので良ければお読み下さい。

 

shiradays.hatenablog.com

 

 

立ち回り

 基本的にはホリィを最速で召喚し相手に合わせて除去を打っていくだけです。私の構築の場合は基本的には自分から攻めず、確実に上からアタックできるときのみ攻めています。ヴァイスレーベ採用なら、もう少し強気に攻める必要があるかもしれません。できればまずクリスタルベイルを着地させ、その後別の大型ミニオンを召喚していきましょう。除去耐性のないミニオンから召喚すると、呪文やバルドロードでとられたときに一気に詰められる危険性があるからです。余裕があればベースに大型ミニオンを埋めて全体除去から守りましょう。

対白単

 マリガンでキープすべきはホリィ、余裕があればクリスタルベイル。

こちらにはエンリコがあるので少しでもリスクがあるなら自分から攻めないようにします。山札が10枚程度になると、相手の山札が多いときはAIはLO(Library Out:山札切れさせること)を狙ってきて余り攻撃してこないことが多いです。逆に相手の山札が少ないときは果敢に攻めてくるので呪文でさばきましょう。こちらの呪文が少ないときは敢えて相手より山札を少なくしておいて相手にLO勝ちを狙わせ、攻める気を無くさせるというテクニックもあったりします。

 常に自分の山札の枚数を相手の山札の枚数-5枚にとどめておくことを意識し、必要に応じてホリィはベースに下げたりわざと突っ込んだりして破壊しましょう。(ごめんな...)

エラードネジェルには要注意。

対無色

 マリガンでキープすべきはホリィ、ライトニングフォール、余裕があればリアクティブ、ビムスマ

 先行の場合、後攻2ターン目ツインに備えて1コストをフィールドに残しておくといいです。(2ターン目に2コストミニオンを下げて1コストミニオン召喚がベスト)

 後攻の場合は後攻2ターン目でオードリーを召喚し、次のツインをリアクティブシールドでとれるとまず勝てます。

 バルドロード、エラードネジェルに注意。余裕があればベースに下げておきましょう。

対黄

 相手はクリスタルベイルが重いです。デンサイ以外ではまずBP900を超えられないので何も考えずアタックしましょう。除去はデンサイなど高BPに温存しておきます。タイムリープされた後にベースから出てくるミニオン除去を取っておくのも重要です。

対馬

 フリーレンや、ヴァイスレーベで除去しましょう。このときにホーリーフライと一緒にプレイできるとリワインドウインドで飛ばされずなおよし。

対紫

 マリガンでエクスキャノンやフリーレンをキープしたい。安定のマリガンだと結局勝てないので挑戦的にマリガンしてもいいかもしれないですね。(例:1コストなくてもエクスキャノンキープ)いかにフェニックスを割るかが大事だと思っていて、まずはクリスタルベイルやホーリーフライフリーレンで無理やり割りにいって、その後クロノラを用いた低コスト除去なども合わせていかないと勝つのは難しそうです。パンデミックを打たれそうなときは高コストミニオンはベースに埋めた方がいいですね。

麒麟

 ヴァイスレーベやゼクスシュバンツでの除去ができないとなかなか厳しい。後者はスフィンクスが健在だと無意味なので、まずベイルやフリーレンで割る必要があります。ヴァイスレーベは麒麟や無色にめっぽう強いので現環境では採用したいですね。ティルト&ウェルトは放置しておくと麒麟で6点!対戦ありがとうございました!になり兼ねませんので、自ターンで呪文を打つべきです。(相手は攻めてこないので)

 

 

結論レシピ

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 文章に起こしているうちにたどり着いたレシピです。ヴァイスレーベの使用感が分かりませんが、私がゼクスシュバンツを使った場面で、ヴァイスレーベならと思ったことが多々ありましたので。麒麟に強いのが大きい。

 

 

最後に

 いかがだったでしょうか、紫に不利な代わりに他のデッキには割と戦えるのが現環境の白単だと思います。白は一番好きな色なので、今後新パックが発表されるたびに頑張ってレシピを考えていきたいと思います。白使いの方々は仲良くしていただけると嬉しいです。もし、立ち回りはこうした方がいいよ、こういうときはどうするの?等、ご意見やご感想、ご質問がありましたらこの記事のコメント欄やTwitterのリプ欄、DMなどにお気軽にメッセージを頂けると嬉しいです。最後に、ここまでお読み下さった皆さん、そして白単について私にTwitterでアドバイスして下さった皆さん、ありがとうございました!

 また次の記事でお会いしましょう。

 

 

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〇参考

ゼノンザード https://www.aicarddass.com/zenonzard/